ボレボレ日記

マレーシアでの日常生活を気ままに綴ってます

産褥アマさんと私の28日間(1日目)~後編~

「我が家に産褥アマさんが来た!」

<前編からのつづき>

出産までの限られた時間の中で、新たな産褥アマさん探しはほぼ絶望的と思われた。

そんな中で、私を窮地から救ってくれたのはマレーシア人の友人たちだった。

 

マレーシアにおいて「産褥アマ」のサービスはごく一般的だが、それらについて外国人の私たちが参考に出来る情報は多くない。実際に私が当初予約していたアマさんは、日本人コミュニティを介して紹介された方で、過去には何人かの日本人がお世話になっていた。産まれたばかりの我が子を赤の他人に委ねるのだから、出来る限り信頼出来る人に委ねたいと思うのは当然のことだと思う。

私自身もそうだったし、その結果が人づての紹介だった。

同じソースを共有している日本人ネットワーク内では、限られた産褥アマさん達に依頼が集中していて、出産予定日の数か月前からの予約は当たり前。

藁にもすがる思いで、以前紹介されたアマさん達の連絡先に手当たり次第に連絡するものの、予定日が数日後に迫っている状況での予約確保は絶望的だった。

日本人コミュニティ内の限られた情報だけでは無理と見切りをつけた私は、マレーシア人の友人に情報提供を仰ぐべくSOSを発信した。彼女たちは早速多くの候補を挙げてくれたものの、予定日が目前に迫った状態で予約を受け付けてくれる所は少なく、唯一「予約可能」と返事をくれたのが今回利用したNatalisだった。

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結論、この会社に依頼して正解だったと感じる。他との比較は残念ながら出来ないものの、子どもへの対応の仕方や子守以外の炊事・家事などのクオリティから判断して、かなり教育制度のしっかりした会社だと判断できた。唯一の難点として、この会社は英語対応できるConfinement Ladyの数が非常に限られているので、マレー語が出来ない外国人向けとは言い難い。それでもサービス内容や料金プランなども明瞭で、予約段階のコミュニケーションも全て英語対応可能。アレンジされたConfinement Ladyの仕事ぶりも真面目で十分に満足出来るものだと感じたので、ここで紹介することにした。

この情報が今後マレーシアで出産・育児を考える方々に少しでも参考になればと願う。